画家
収録している作品の画家37人。
1420〜1506年・2点
室町時代の禅僧で、水墨画家です。明(中国)に渡って本場の画法を学び、日本の風景を力強い筆で描きました。「秋冬山水図」「天橋立図」など、国宝に指定された作品が多く残ります。
1539〜1610年・1点
能登の七尾から京都に出て、安土桃山時代に活躍した絵師です。金碧の障壁画から水墨画まで幅広く描きました。東京国立博物館の「松林図屏風」は国宝です。
1541〜1614年・1点
ギリシャのクレタ島に生まれ、スペインのトレドで活躍した画家です。長く引き伸ばされた人物と、揺らめく光と色で宗教画を描きました。大原美術館に「受胎告知」があります。
1616〜1687年・1点
17世紀イタリア・フィレンツェの画家です。信仰心のあつい人物で、聖母や聖人を、なめらかな肌と澄んだ色で丹念に描きました。国立西洋美術館に「悲しみの聖母」があります。
生没年不詳(17世紀に活躍)・1点
江戸時代前期の絵師です。狩野探幽に学んで門下の四天王の一人に数えられ、のちに農村の暮らしを親しみ深く描きました。東京国立博物館の「納涼図屏風」は国宝です。
生没年不詳(17世紀前半に活躍)・1点
江戸時代初めの京都の絵師です。絵屋「俵屋」を営み、本阿弥光悦との合作などで、大和絵を大胆な構図に生まれ変わらせました。「風神雷神図屏風」で知られ、琳派の祖とされます。
1658〜1716年・3点
江戸時代中期の京都の絵師です。俵屋宗達に学び、金地にすっきりとした形と色を配する華やかな装飾画を描きました。「燕子花図屏風」「紅白梅図屏風」は国宝です。
1733〜1795年・1点
江戸時代中期に京都で活躍した絵師です。実物をよく観察して描く「写生」を重んじ、円山派を開いて多くの弟子を育てました。三井記念美術館の「雪松図屏風」は国宝です。
1755〜1842年・1点
18世紀末から19世紀前半のフランスの肖像画家です。王妃マリー・アントワネットの肖像で名を上げ、革命後はヨーロッパ各地の宮廷で活躍しました。東京富士美術館に「ユスーポフ公爵夫人」があります。
1760〜1849年・46点
江戸後期の浮世絵師で、数え90歳で亡くなるまで約70年にわたり描き続けました。「冨嶽三十六景」や「北斎漫画」で知られ、大胆な構図と鋭い観察眼は海外の画家にも影響を与えました。
1793〜1841年・1点
江戸時代後期の画家で、三河国田原藩(現在の愛知県田原市)の家老です。西洋画の陰影法を取り入れた写実的な肖像を描きました。「鷹見泉石像」は国宝です。
1797〜1858年・55点
江戸後期の浮世絵師です。保永堂版「東海道五拾三次之内」で名所絵(風景版画)の人気絵師となり、晩年の「名所江戸百景」まで、天候や季節の気配をこめた風景を数多く残しました。
1814〜1875年・1点
19世紀フランスの画家です。パリ郊外のバルビゾン村に住み、畑で働く農民の姿を、素朴で重みのある画面に描きました。山梨県立美術館に「種をまく人」があります。
1819〜1877年・1点
19世紀フランスの写実主義の画家です。神話や歴史ではなく、目の前の人々や自然をありのままに描こうとしました。国立西洋美術館に、荒れる海を描いた「波」があります。
1828〜1888年・1点
長府藩(現在の山口県下関市)の御用絵師の家に生まれた日本画家です。明治に入って困窮しながらも、フェノロサや岡倉天心と新しい日本画を探りました。絶筆の「悲母観音」は重要文化財です。
1828〜1894年・1点
江戸生まれの洋画家です。幕末に西洋の石版画の迫真性に打たれて油絵を志し、日本で最初期の本格的な洋画家となりました。東京藝術大学の「鮭」は重要文化財です。
1832〜1883年・1点
19世紀パリの画家です。同時代の都市の人々を、明暗の強い平らな画面で大胆に描き、印象派の若い画家たちに慕われました。東京富士美術館に「散歩(ガンビー夫人)」があります。
1839〜1906年・1点
南フランスのエクス=アン=プロヴァンス出身の画家です。自然や物を、確かな形と色の面で組み立て直す描き方を探り、20世紀の絵画に大きな影響を与えました。アーティゾン美術館に作品があります。
1840〜1926年・3点
フランス印象派を代表する画家です。光や空気の移ろいを同じ主題の連作で追い、晩年はジヴェルニーの庭の睡蓮を描き続けました。日本では国立西洋美術館などで作品を見られます。
1841〜1919年・3点
フランス印象派の画家です。人々が集う明るい情景や、柔らかな肌の女性・子どもを温かな色で描きました。日本では国立西洋美術館、アーティゾン美術館、ポーラ美術館などに作品があります。
1848〜1903年・2点
フランスの画家です。株式仲買人から転身し、ブルターニュやタヒチで、輪郭のはっきりした平らな色面の絵を描きました。日本では国立西洋美術館や大原美術館で作品を見られます。
1853〜1890年・4点
オランダ出身の画家です。約10年の画業で、うねる筆の跡と強い色彩の風景や静物を描きました。浮世絵に深く学び、日本ではSOMPO美術館の「ひまわり」などを見られます。
1858〜1899年・1点
19世紀後半にアルプスの高原で制作した画家です。色を混ぜずに細い筆の跡を並べ、澄んだ山の光と牧人の暮らしを描きました。大原美術館に「アルプスの真昼」があります。
1862〜1918年・1点
19世紀末から20世紀初めのウィーンを代表する画家です。ウィーン分離派の初代会長を務め、金箔を用いた装飾的な画面で人物を描きました。愛知県美術館に「人生は戦いなり(黄金の騎士)」があります。
1866〜1924年・1点
鹿児島出身の洋画家です。フランスで学んだ明るい外光表現を日本に伝え、東京美術学校で多くの画家を育てました。東京国立博物館の「湖畔」は重要文化財です。
1867〜1947年・1点
フランスの画家です。若いころは浮世絵に学んだ平らな画面の「ナビ派」として活動し、のちには室内や庭、家族の姿をあふれるような色で描きました。愛知県美術館に「子供と猫」があります。
1867〜1943年・1点
鹿児島出身の洋画家です。東京美術学校で長く教え、留学先で学んだ西洋の技法に日本的な装飾性を合わせました。ローマで描いた「黒扇」は重要文化財です。
1868〜1958年・3点
水戸出身の日本画家です。岡倉天心のもとで新しい日本画を目指し、輪郭線を抑えた「朦朧体」や、富士山を描いた作品で知られます。全長40メートルの「生々流転」は重要文化財です。
1875〜1949年・1点
京都生まれの日本画家です。上品で凛とした女性の姿を描く美人画を生涯の主題とし、昭和23年(1948)に女性として初めて文化勲章を受けました。
1881〜1929年・1点
岡山県成羽町出身の洋画家です。実業家・大原孫三郎の支援でヨーロッパに学び、大原美術館の西洋絵画コレクションの基礎となる作品を現地で集めました。
1882〜1911年・1点
福岡県久留米出身の洋画家です。日本の神話や古代に想を得たロマン主義的な作品を描き、28歳で亡くなりました。房総の海で描いた「海の幸」は重要文化財です。
1883〜1967年・1点
兵庫県生野生まれの洋画家です。明治40年(1907)の第1回文展で「南風」が最高賞を受け、のちには色彩の研究や映画の色彩デザインでも業績を残しました。
1885〜1927年・1点
岩手県出身の洋画家です。東京美術学校の卒業制作「裸体美人」で強い色と単純な形による表現を打ち出し、日本の前衛絵画の先がけとなりました。
1887〜1924年・1点
茨城県水戸出身の洋画家です。病と闘いながら、新宿中村屋や下落合のアトリエで肖像画を描きました。東京国立近代美術館の「エロシェンコ氏の像」は重要文化財です。
1887〜1936年・1点
新潟県佐渡出身の日本画家です。京都で竹内栖鳳に学び、西洋絵画の造形も取り入れた新しい日本画を目指して国画創作協会を結成しました。
1888〜1939年・1点
大阪生まれで、京都と神戸を拠点にした日本画家です。国画創作協会の結成に加わり、晩年は仏の姿や山を、深い精神性をこめて描きました。
1891〜1929年・2点
東京・銀座生まれの洋画家です。細部まで描き込む写実で、娘の麗子の肖像や東京郊外の道を描きました。東京国立近代美術館の「道路と土手と塀」は重要文化財です。