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Pierre-Auguste Renoir・1841〜1919年

ピエール=オーギュスト・ルノワール

フランス印象派の画家です。人々が集う明るい情景や、柔らかな肌の女性・子どもを温かな色で描きました。日本では国立西洋美術館、アーティゾン美術館、ポーラ美術館などに作品があります。

ピエール=オーギュスト・ルノワールは1841年にフランス中部のリモージュで生まれ、幼いころに家族とパリへ移りました。10代で磁器の絵付け職人として働いたのち、画家を志します。グレールの画塾でモネやシスレーと出会い、ともに屋外の光を描く道を進みました。

1870年代には、木漏れ日の下で人々が踊る「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」など、パリの楽しげな日常を描いて印象派の中心にいました。出版人シャルパンティエの一家とも親しく、夫人や娘たちの肖像を手がけています。アーティゾン美術館の「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」(1876年)はその一点です。1880年代のイタリア旅行のあとは輪郭をはっきりさせた描き方を試し、やがて豊かな色彩の裸婦へ向かいました。1874年の第1回印象派展にも出品しています。

晩年はリウマチに苦しみながら、南仏カーニュで制作を続け、1919年に亡くなりました。日本との縁では、洋画家の梅原龍三郎が渡仏中にルノワールを訪ねて教えを受けたことが知られます。国立西洋美術館の「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」(1872年)は、実業家の松方幸次郎が1921年に購入した、松方コレクションの一点です。

ピエール=オーギュスト・ルノワールの作品