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Paul Gauguin・1848〜1903年

ポール・ゴーギャン

フランスの画家です。株式仲買人から転身し、ブルターニュやタヒチで、輪郭のはっきりした平らな色面の絵を描きました。日本では国立西洋美術館や大原美術館で作品を見られます。

ポール・ゴーギャンは1848年にパリで生まれ、幼いころをペルーの首都リマで過ごしました。船員などを経てパリで株式仲買人として働き、日曜画家として絵を始めます。ピサロに助言を受けて印象派の展覧会にも出品し、1880年代の不況をきっかけに画業に専念しました。

1886年からブルターニュ地方の村ポン=タヴェンに通い、若い画家たちと、太い輪郭線で区切った鮮やかな色面で描く作風を打ち出しました。国立西洋美術館の「海辺に立つブルターニュの少女たち」(1889年)は、民族衣装の少女を素朴で力強い形にまとめた作品です。1888年には南仏アルルでゴッホと共同生活を送りましたが、2か月ほどで終わっています。

1891年に南太平洋のタヒチへ渡り、島の人々や神話を題材にしました。大原美術館の「かぐわしき大地」(1892年)は、最初のタヒチ滞在で描かれた一点で、洋画家の児島虎次郎がヨーロッパで買い付けたものです。晩年はマルキーズ諸島に移り、1903年にヒバオア島アトゥオナで亡くなりました。1897年から翌年にかけては、人の一生を一つの画面に描いた大作「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」(ボストン美術館)を仕上げています。

ポール・ゴーギャンの作品