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睡蓮の池
画像:Wikimedia Commons(作品ページ(新しいタブで開きます))/所蔵:ポーラ美術館(当サイトで縮小して掲載)。所蔵館の提供ではありません PD-Art (PD-old-auto-expired)(新しいタブで開きます) 拡大して見る

睡蓮の池

すいれんのいけ

Water Lily Pond

睡蓮の浮かぶ池に、緑色の太鼓橋が弧を描いて架かる、モネ自身がつくった庭の風景です。柳や水草の緑が画面を埋め、水面には花と木々の影が細かな筆の跡で映り込んでいます。

制作年
1899年
技法・形式
油彩

作品について

画面の上寄りを、緑色の木の太鼓橋が左右いっぱいに横切っています。その下には睡蓮の葉が帯のように連なり、白や赤の花が点々と咲いています。橋の向こうは柳や竹の茂みで覆われ、空はほとんど見えません。

画面はほぼ正方形で、緑を中心にした色で埋め尽くされています。水面には木々の影が縦の筆の跡で映り込み、睡蓮の葉は横長の筆の跡で表されています。縦と横の筆の向きの違いが、池の奥行きを感じさせます。

クロード・モネは1883年からパリ北西のジヴェルニーに住み、家の前に花の庭をつくりました。1893年には道の向かいの土地を買い足して池を掘り、睡蓮を植え、浮世絵に見られるような太鼓橋を架けています。本作は1899年、この池と橋を描いた連作18点のうちの1点です。

モネの関心はこのあと、時間や天候による光の変化が水面に生む効果へと移り、晩年の大きな睡蓮の連作につながっていきます。本作はその入り口にあたる作品で、ポーラ美術館に収められています。

どこで見られる?

展示は時期によって入れ替わります。訪れる前に、各館の展示情報を確かめてください。

この作品を所蔵する館

出典・参考