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麗子弾絃図
画像:出典:国立美術館所蔵作品総合目録検索システム/岸田劉生《麗子弾絃図》1923年(京都国立近代美術館所蔵)/https://search.artmuseums.go.jp/records.php?sakuhin=156190(当サイトで縮小して掲載) NoC-CR(新しいタブで開きます) 拡大して見る

麗子弾絃図

れいこだんげんず

Reiko Playing Shamisen

岸田劉生が、赤い着物の娘・麗子が三味線を弾く姿を描いた小品です。暗い背景に浮かぶ着物の赤と、おかっぱ頭の横顔が目を引き、画面の上部には題名と制作日が書き込まれています。

制作年
大正12年(1923)
技法・形式
油彩

作品について

赤地に模様の入った着物を着た麗子が、床に座って三味線を構え、横を向いて弾いています。右下には、文字の書かれた紙を載せた木の箱が置かれています。背景は暗い茶色で塗り込められ、着物の赤と白い肌が浮かび上がります。縦40センチほどの小さな画面ですが、人物はしっかりとした量感で描かれています。三味線の棹が画面を斜めに横切り、白い胴と赤い着物の対比も鮮やかです。

画面の上端には赤い帯があり、左上に「麗子弾絃図」、右上に「癸亥正月廿八日劉生写」と記されています。癸亥の正月二十八日は1923年1月28日にあたり、劉生が神奈川県の鵠沼に住んでいた時期の作品です。劉生は娘の麗子を幼い頃から何度も描いており、麗子の姿は劉生の画業の中心的な題材でした。

本作は1980年度に文化庁からの管理換で京都国立近代美術館に収められました。1990年の「岸田劉生―麗子と鵠沼風景―」展など、劉生の展覧会にたびたび出品されてきました。

どこで見られる?

展示は時期によって入れ替わります。訪れる前に、各館の展示情報を確かめてください。

この作品を所蔵する館

出典・参考