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大原女
画像:出典:国立美術館所蔵作品総合目録検索システム/土田麦僊《大原女》1927年(京都国立近代美術館所蔵)/https://search.artmuseums.go.jp/records.php?sakuhin=150623(当サイトで縮小して掲載) NoC-CR(新しいタブで開きます) 拡大して見る

大原女

おはらめ

Oharame (Woman Peddlers from Ohara)

土田麦僊が、京都・大原から町へ行商に来た女性「大原女」を、草地に腰を下ろして休む三人の姿で描いた作品です。白い手ぬぐいと藍の着物、明るい緑の草地が穏やかに調和しています。

制作年
昭和2年(1927)
技法・形式
その他

作品について

白い手ぬぐいをかぶり、藍色の着物に前掛けをつけた三人の大原女が、小さな黄色い花の咲く草地で足を投げ出して休んでいます。手前には笠が置かれ、背後には白壁の家々や花の咲く木、その向こうに山並みと空がのぞきます。縦横とも2メートルを超える正方形に近い画面に、人物と風景が落ち着いた配置で収まっています。

人物は細い線と平らな色面でまとめられ、草地の緑の中に藍と白がくり返し置かれて、画面にリズムを生んでいます。木の幹の縦の線が画面を区切り、手前の人物と奥の村の風景をつないでいます。顔や手は細い線で輪郭をとり、肌は淡い色で平らに塗られていて、どっしりとした量感と穏やかな表情を両立させています。

麦僊は1918年に村上華岳らと国画創作協会を結成し、1921年からおよそ1年半ヨーロッパに渡って西洋の絵画を研究しました。本作は1927年の第6回国画創作協会展に出品された大作で、京都国立近代美術館には大原女を描いた素描も残っています。本作は1973年度に同館が購入しました。

どこで見られる?

展示は時期によって入れ替わります。訪れる前に、各館の展示情報を確かめてください。

この作品を所蔵する館

出典・参考