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平泉金色堂

ひらいずみこんじきどう

The Golden Hall, Hiraizumi

川瀬巴水が最後に手がけた木版画で、岩手県平泉の中尊寺金色堂を描いた作品です。巴水は1957年に亡くなり、本摺りは没後に仕上がったと伝えられます。米国での権利の都合で、画像は載せていません。

制作年
1957年(昭和32年)
技法・形式
木版画(浮世絵)
描かれた場所
中尊寺(岩手県)

作品について

本作は木版で摺られた縦36.2センチ、横24.0センチの作品で、愛知県美術館が所蔵しています。題名のとおり、平泉の中尊寺の金色堂を主題としています。このページでは画像を載せていないため、画面の様子は館の作品ページで確かめてください。

巴水は1957年11月に74歳で亡くなりました。この「平泉金色堂」が絶筆となり、本摺りは巴水の没後に完成して、百か日の法要の席で友人や知人に配られたと伝えられています。大正から昭和にかけて日本各地を旅して風景を描き続けた巴水の、最後の旅の成果とされる一枚です。

巴水は1935年にも、連作「日本風景集 東北篇」の中で中尊寺金色堂を描いています。東北の景色は、十和田湖や蔦温泉を描いた初期の連作「旅みやげ第一集」以来、巴水が繰り返し取り上げた題材でした。

巴水の作品は日本では著作権の保護期間が満了していますが、本作は1957年以降に出版されたため、米国では保護が続いています。このサイトでは画像を載せていません。

描かれた場所の今

中尊寺は岩手県平泉町にある天台宗の寺で、金色堂は1124年に奥州藤原氏の初代・藤原清衡が建てた、内外を金箔で覆った阿弥陀堂です。国宝に指定され、今はコンクリート造の覆堂の中で守られています。2011年には「平泉」の一部として世界遺産に登録されました。

どこで見られる?

展示は時期によって入れ替わります。訪れる前に、各館の展示情報を確かめてください。

この作品を所蔵する館

出典・参考

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