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ブルターニュの子供
画像:Wikimedia Commons(作品ページ(新しいタブで開きます))/所蔵:福島県立美術館(当サイトで縮小して掲載)。所蔵館の提供ではありません PD-Art(新しいタブで開きます) 拡大して見る

ブルターニュの子供

ぶるたーにゅのこども

Enfance de Bretagne

ポール・ゴーギャンが、フランス北西部のブルターニュ地方で暮らす人々を描いた、水彩とパステルによる小品です。1889年、ポン=タヴァンやル・プールデュで制作に打ち込んでいた時期の作品です。

制作年
1889年
技法・形式
パステル

作品について

横長の画面の右に、白い頭巾と前掛けをつけた二人の少女が並んで立ち、左には、木靴の紐を結ぶように深く前かがみになった人物が描かれています。背景には太い木の幹が立ち、黄色や緑、橙の明るい色が草地と木々を彩っています。左下には「P. Gauguin 89」の署名と年記、題の「Enfance de Bretagne」が書き込まれています。

人物の輪郭をはっきりした線で囲み、平らな色の面で画面を組み立てているのが特徴です。草地には短い線を縦に重ね、パステルの粒立った質感が生かされています。少女たちの頭巾や木靴は、ブルターニュの土地の装いとして、ゴーギャンが好んで描いたものです。

ゴーギャンは株式仲買人をやめて画家となり、1886年からブルターニュに滞在して、仲間とともに素朴な土地の暮らしを描きました。輪郭線と平らな色面による表現は、のちのタヒチでの作品にもつながっていきます。

本作は縦26.3センチ、横38.2センチの紙の作品で、福島県立美術館が1983年度に購入しました。同館は、印象派などの海外作品を代表する一点として紹介しています。

どこで見られる?

展示は時期によって入れ替わります。訪れる前に、各館の展示情報を確かめてください。

この作品を所蔵する館

出典・参考

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