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アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)
画像:出典:国立美術館所蔵作品総合目録検索システム/ルノワール、ピエール=オーギュスト《アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)》1872年(国立西洋美術館所蔵)/https://search.artmuseums.go.jp/records.php?sakuhin=100341(当サイトで縮小して掲載) NoC-CR(新しいタブで開きます) 拡大して見る

アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)

Parisiennes in Algerian Costume or Harem

豪華な敷物の上でくつろぐ、異国風の衣装の女性たちを描いたピエール=オーギュスト・ルノワール初期の代表作です。後宮(ハーレム)の場面に見えますが、描かれているのはパリの一室です。

制作年
1872年
技法・形式
油彩

作品について

画面の中央では、薄い衣をまとった金髪の女性が片膝を立てて座り、左では肌をあらわにした女性が背を向けて首飾りを手にしています。右には長い黒髪の女性が控え、奥にはもう一人が身を乗り出しています。床には模様の細かな敷物が広がり、腕輪や羽根飾りなどの小物が散らばっています。

題名のとおり、モデルはアルジェリア風に装ったパリの女性たちです。ルノワールはこの頃まだ北アフリカを訪れておらず、ウジェーヌ・ドラクロワの「アルジェの女たち」などを下敷きに、敷物や家具、華やかな衣装で東方の雰囲気を作り出しました。肌や布の上で柔らかく溶け合う色と筆づかいには、のちのルノワールの豊かな色彩がすでに表れています。

本作はパリの画商ベルネーム=ジュヌやデュラン=リュエルの手を経て、1921年末に松方幸次郎のコレクションに加わりました。1944年にフランス政府が接収し、1959年に日本へ返還されて国立西洋美術館の所蔵となりました。

どこで見られる?

展示は時期によって入れ替わります。訪れる前に、各館の展示情報を確かめてください。

この作品を所蔵する館

出典・参考