名画のふるさと名画と画家を地域から探す
ひまわり
画像:Wikimedia Commons(作品ページ(新しいタブで開きます))/所蔵:SOMPO美術館(当サイトで縮小して掲載)。所蔵館の提供ではありません PD-old-100(新しいタブで開きます) 拡大して見る

ひまわり

ひまわり

Sunflowers

黄色い背景の前で、黄色い花瓶に挿された15本ほどのひまわりを描いた静物画です。アルルでゴーギャンとの共同生活のさなかに、先に描いた1点をもとに改めて描いたもので、1987年に日本へ来ました。

制作年
1888年
技法・形式
油彩

作品について

背景、テーブル、花瓶、花のほとんどが黄色で描かれています。満開の花、しおれかけた花、種が目立つ花がまじり、一本ずつ姿が違います。同じ黄色でも、レモン色から黄土色、オレンジまで幅があり、厚く盛った絵具の筆の跡が花びらや種の質感を伝えます。

フィンセント・ファン・ゴッホは1888年2月に南フランスのアルルへ移り、画家仲間との共同生活を計画してポール・ゴーギャンを招きました。ひまわりの絵は、ゴーギャンを迎える部屋を飾るために描き始めたものです。

本作は、同年8月に描いたロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵の「ひまわり」をもとにしています。色や構図は同じですが、筆の運びや色調が異なり、ただ写したのではなく考えを重ねて描き直したことがうかがえます。制作はゴーギャンと暮らしていた1888年11月下旬から12月上旬頃と考えられています。

本作は、安田火災海上(現・損害保険ジャパン)が創業100周年の記念事業として1987年に購入しました。同年10月から美術館で公開され、2020年に開館した現在のSOMPO美術館でも、館を代表する作品になっています。

どこで見られる?

展示は時期によって入れ替わります。訪れる前に、各館の展示情報を確かめてください。

出典・参考